もうすぐ2018年が始まります。
2017年の師走後半は、ミュージカル「ポストマン」でした。
6年前の公演に引き続き、バンドメンバーとして参加させていただきました。
前回、とても楽しい本番でしたし、作曲の河谷萌奈美さんの曲はポストマン以外にも何曲か演奏したことがあり、「また萌奈美さんの曲を演奏できる!!」という嬉しい気持ちで、この12月を楽しみにしていました。
期待通り、萌奈美さんの曲はワクワクさせる曲調、でもどことなく切なく、心に残るメロディで、リハーサルの時からとても楽しかったです。
キャストの皆さんと合流し、お芝居や歌声が加わると、さらに音楽が立体的なものになりました。
本番のピットの席は、舞台から距離が近く、キャストの皆さんの表情まで堪能できる特等席。
全8公演、毎回ライブ感溢れる本番で、普段演奏しているクラシックのコンサートとは違う緊張感。
打ち合わせとは違うことが起こったとき、瞬時に判断してうまくまとめる皆さんの対応力、すごいです。
バンドメンバーと子役のるなちゃん。
今回はバンドメンバー4人で、お互いの顔をよく見られるようなピット席でなかったので、アンサンブルに苦労しました。
「指揮者のありがたみが良くわかったね・・・」とリード楽器の船木さんと談笑。
曲中、ヴァイオリンきっかけのメロディーが数カ所あり、「入るタイミングはセンスにお任せします!」と言われていたので、間抜けなタイミングで入って台無しにしないよう、本当にドキドキしました・・・
皆さんが大事に育ててきたというポストマン。私が参加したのは最後の方だけでしたが、そんな作品に携われたこと、とても嬉しいです。
翌日からは打って変わって第九でした。
第九が長年歌い継がれてきているように(?)、ポストマンも上演され続けていってほしいなと思います。
ポストマンも第九も、満員御礼でした。その一員として舞台に乗れたこと、光栄に思います。2017年は最高な気持ちで締めくくれました。
ではよいお年を!