音楽の部分で、うちの教室に通う小学生の生徒さんが関わった作品が現在、
銀座のエルメスギャラリーにて展示されているので行ってきました。
生徒さんが出演しているのは高山明さんの作品。
人間は生き物たちと共存し、その恩恵にあずかりながら発展してきた歴史があるのに、
近年の人間の合理主義によって排除されてきた生き物たち。
合理主義の代償として遺棄されてきた生き物たち。
福島の地でそれを問う芸術作品となっています。
便利さと豊かさを求めてきた人間は、
原発事故が代表のように、不安定な安全の上で生活しています。
しかし、それによって人間の生活圏外に追いやられてしまった福島の家畜たちは、
何も知らず平穏に草を食べています。
今日は広島の原爆投下70年でもあります。
福島の牛たちの映像がとても印象的で、「平和とは」を考えさせられました。